シャワーヘッドの穴に白くてザラザラしたものが詰まってるんだけど、これって何?どうやって落とすの?
それ、正体は水垢です。
水垢は黒カビの餌になるため、放置するといつのまにかシャワーヘッドが黒カビの温床に、なんてことも。
そんなシャワーヘッドから出るお湯を浴びるなんて絶対に嫌ですよね。
そこで、私が実際に試したシャワーヘッドの水垢の落とし方と予防法をご紹介します。
シャワーヘッドの水垢落としに必要なものは?
水垢はアルカリ性の性質を持つので、酸性のクエン酸または酢を使うと中和されて綺麗に落ちます。
「重曹は使えないの?」と思われた方もいると思いますが、重曹はアルカリ性のため、水垢は落とせないんですね。
必要な物リスト
- クエン酸or酢
- お湯(40℃位)
- 洗面器
- スプレーボトル
- ティッシュ
- ラップ、輪ゴム
- 使い古した歯ブラシ、スポンジ、つまようじ
お酢は匂いが強いのでクエン酸を使うのがおススメですが、お酢を使われる方は必ずマスク・手袋をして換気を行ってくださいね。
私は換気を忘れたので、掃除後に残った匂いによって喉を痛めてしまいました。
お酢を使う場合は、砂糖や醤油が入っているポン酢やすし酢、黒酢を使うとベタついてなかなか落ちないので、穀物酢やホワイトビネガーを選びましょう。
つけおき&パックで水垢撃退
軽度の水垢の場合はまず方法1を試しましょう。
方法1:クエン酸水つけおき
クエン酸は温かいお湯に溶かすことで洗浄・殺菌効果が上がるので、少し面倒でもお湯を用意してくださいね。
- 洗面器に40℃位のお湯を入れ、クエン酸大さじ1杯を加えてよく混ぜます。 (お酢を使う時は、酢1:水6で混ぜてください。)
- シャワーヘッドがホースから取り外せる場合は取り外し、出来る限り分解してから1に浸け、1〜3時間放置します。
- 水垢がふやけたらスポンジやつまようじ、歯ブラシを使って取り除き、シャワーヘッド全体をよく洗い流してください。
2で水垢が完全にふやけるまで待つことで3の作業が桁違いに楽になります。
以下の動画を参考にしてみてください。
出典引用:くらしのマーケットTV
頑固な水垢の場合は方法2を行いましょう。
方法2:クエン酸水パック
方法1より時間はかかりますが、その分徹底的に水垢を落とすことができ、使うクエン酸の量も節約できました。
- スプレーボトルに水100㎖を入れ、クエン酸小さじ1杯を加えてよく混ぜます。 (お酢を使う時は、酢1:水2で混ぜてください。)
- シャワーヘッドに1を吹きかけます。
- ティッシュを3枚位重ねて2に貼り付け、その上から再度1を吹きかけます。
- 全体をラップで包み、根本を輪ゴムで止めて1晩放置します。
- 水垢がふやけたらスポンジやつまようじ、歯ブラシを使って取り除き、シャワーヘッド全体をよく洗い流してください。
ちなみに、1で溶かすクエン酸の量を増やしてみると、水垢は落ちやすくなりましたが、シャワーヘッドがベタベタになってしまったので入れ過ぎには注意しましょう。
水垢&黒カビを予防しよう
水垢の落とし方をご紹介しましたが、正直、掃除に時間を掛けずに済むに越したことはないですよね。
お風呂上がりの少しの心がけで水垢や黒カビの発生を抑えられるので是非試してください。
step
1シャワー使用後はシャワーヘッドをよく振って中の水を切り、タオルで拭く。
水垢は、水滴が蒸発して残ったミネラル分なので、予防にはとにかく水分を残さないことが大切です。
step
2シャワーヘッドを高い位置に掛ける。
湿気がこもりやすい床からなるべく離すことでカビの発生を予防できます。
step
3お風呂後は窓・ドアを閉めて換気扇を回す。
お風呂場の換気は、ドアの下部のスリットから空気が入り換気扇から出ていく仕組みになっているため、窓やドアを開けたままだと空気が効率よく循環できません。
私はこれを知らず、いつもドアを開けっ放しにしていたのですが、閉めて換気すると浴室全体があっという間に乾燥しました。
step1〜3を1年以上実施していますが未だに水垢も黒カビも生えていないので絶対にやる価値ありです。
シャワーヘッドの水垢撃退法&予防法ご紹介。クエン酸でピカピカに!:まとめ
シャワーヘッドの水垢撃退法2つ
方法1:クエン酸水につけおき
方法2:頑固な水垢にはクエン酸水パック
水垢、カビ発生予防
step1:シャワーヘッドをよく振って水切りした後タオルで拭く。
step2:シャワーヘッドをなるべく高い位置に掛ける。
step3:お風呂場の窓・ドアを閉めて換気扇を回す。
特別な道具も必要ないですし、とっても簡単ですよね。
今回は私が実践した方法をお伝えしましたが、もしどうしても水垢が落ちない場合には業者さんに頼むのも1つの手です。
下にリンクを載せておくので参考にしてみてくださいね。
ピカピカのシャワーヘッドで快適なバスライフをお過ごしください。