シャワーヘッド 手元止水

シャワーヘッドの止水機能でどれくらいガス代を節約できる?

止水機能付きシャワーヘッドでガス代の節約はできるの?

その疑問を解決します。

「節約したいけど、節水機能付きのシャワーヘッドは水圧が弱くて使いたくない」と思われる方もいらっしゃいますよね。

そんな方には、止水機能付きのシャワーヘッド」をおすすめします。

止水機能付きシャワーヘッドは通水と止水が手元で簡単に切り替えられるので、水道代の節約になります。

シャワーから出るお湯が節水できれば、ガス代も一緒に節約できるんです。

我が家も止水機能付きシャワーヘッドを使用しています。

小さい子どもと一緒だとしゃがんで頭や身体を洗うので、毎回蛇口まで手を伸ばしてお湯を止めるのは面倒だったんです。

お湯を手元の止水ボタンで止められるので手を伸ばさずにすみますし、こども自身でもお湯を止められるのでとても便利で助かっています。

この記事では、

「止水機能付きシャワーヘッドとは」

「止水機能付きシャワーヘッドの注意点

「お風呂のガス代節約する方法」

「おすすめの商品」

について紹介します。

 

止水機能付きシャワーヘッドとは

止水機能付きシャワーヘッドとは、シャワーヘッドに止水ボタンが付いているもので、このボタンで一時的に水を止めることができる便利グッズです。

最近では止水機能だけでなく、美容効果や節水効果が高いものなどの種類も豊富です。

比較的安価なものから、高機能なものまでたくさんの種類がありますよ。

私が止水機能付きシャワーヘッドを使い始めたきっかけは、こどもとのお風呂を快適に過ごすためでした。

ですが、使い始めると止水機能の優秀さと強い水圧にもかかわらず、柔らかい水あたりによるマッサージ効果を感じています。

ペットのお風呂にも手元止水は便利ですよ。

では、この止水機能付きシャワーヘッドでどのくらいガス代節約できるのか気になりますよね。

ガス料金は居住地によってさまざまですが、それでも日々の節約は有効です。

ガス給湯器は、蛇口を開けてお湯が流れる時に初めて作動します

シャワーヘッドのボタンでお湯が流れないようにしたら、ガスは作動しないんです。

つまり、こまめにお湯を止めてガスが作動している時間を減らすことでガス代を節約することができます。

シャワーを止めるので、一緒に水道代も節約できますよ。

例えば、45℃のお湯を流す時間を1分間短縮した場合

ガス代 年間約2,070円

水道代 年間約1,140円

の節約になります。

手元の止水ボタンをこまめに押すだけで1日1分間約5.66円節約が可能なんです。

誰でも簡単に楽しく節約できそうですよね。

 

止水機能付きシャワーヘッドの注意点

止水機能付きシャワーヘッドに変えると良いことがたくさんありそうですよね。

しかし、「購入したけど、取り付けることができなかった」なんてことにならために、取り付ける際の注意点を紹介します。

チェックポイント①

シャワーヘッドの取り外しができるのか

まずは、シャワーヘッドが取り外しができるのか確認しましょう。

まれにホースとシャワーが一体になっているものがあります。

劣化が原因で外れない場合もありますが、ホースとシャワーヘッドが一体になっているものなら、ホースの購入が必要です。

またメーカーによっては、別途アダプターが必要になる場合もあります。

シャワーヘッドを購入した後に、「使えなかった、、、」とならないために、事前にシャワーヘッドのメーカーを使っているかも確認しておきましょう。

メーカー名はシャワーヘッドやホースの接続部分蛇口付近に記載されていることが多いので簡単に調べられます。

手持ちのシャワーヘッドが取り外し可能かどうかなど分からない場合は、メーカーに問い合わせても良いですね。

チェックポイント②

「逆止弁」があるのか

「逆止弁」とは、順方向に水を流し、逆方向に水が流れないように自動閉弁するバルブのことです。

逆流を防止する逆止弁がない水栓には、止水ボタン付きシャワーヘッドを取り付けてはいけません。

逆止弁がない場合

  • 止水解除の時に冷水が出てくる
  • お湯が逆流し、給湯器を故障させる

このような現象が起こります。

逆止弁がついている水栓の見分け方は主にこの2つです。

  • 温調ハンドルがついているサーモスタット機能付き
  • シャワーとカランを切り替えるハンドルの間にの記載がある

止水機能付きシャワーヘッドを取り付ける際は、自宅の水栓がどちらなのか必ず確認しましょう。

一般的な混合水栓(ひとつの吐水口からお湯と水を混合して出す水栓)は、ほとんのものが逆止弁がないので注意が必要です。

また、逆止弁が付いていても止水ボタンを押しっぱなしにしたままでは、ホースやヘッドの付け根に水圧がかかり続けてしまいます。

それによりホースが破裂したり、シャワーヘッドが吹っ飛ぶ場合があります。

私の知人も止水機能付きシャワーヘッドを使っているんですが、ある日突然シャワーヘッドがホースから外れて吹っ飛んだことがあるそうです。

原因は止水ボタンを押したままで放置してしまったことでした。

シャワーヘッドやホースに水圧がかかり続けたことにより、水圧に耐えきれなくなってシャワーヘッドが吹っ飛んだそうです。

本当に突然のことでとてもびっくりしたと聞きました。

止水機能はあくまでも一時的に水を止めるものなので、長く止水する場合やお風呂から出るときは必ず蛇口の方で水を止めましょう。

 

お風呂のガス代を節約する方法

お風呂でガス代を節約するには「止水機能付きシャワーヘッド」だけではありません。

他にもお風呂のガス代を節約する方法があるので紹介します。

シャワーを15分以上使うならお風呂をためる

シャワーを15分以上するなら、お風呂の方がガス代が安く済む場合があります。

シャワーを1分間使用すると、約12Lのお湯を必要とします。

そのシャワーを15分間使用すると約180Lのお湯が必要で、浴槽約1杯分の水量になるんです。

顔や髪を洗っている間シャワーを出しっぱなしにしていませんか。

シャワーを使用する際は、必要な分だけお湯を使うようにしてガス代を節約しましょう。

湯船やシャワーの設定温度さげる

温度をあげるとその分ガスを消費します。

冬は寒いので熱いお湯で良いと思いますが、夏は冬と同じ設定温度では熱いですよね。

夏でも熱いシャワーが好きな方もいると思いますが、夏は低めの温度設定にすることも重要です。

シャワーの温度を1℃下げると1分で約0.2円15分で約3円のガス代が節約されます。

毎日1日15分のシャワーの設定温度を43℃から40℃に下げると、1日約10.5円、1年で約3.832円の節約になります

冬は温度を下げすぎると寒くなってしまうので、それ以外の季節は気温に合わせた温度設定でシャワーを使うようにしてみましょう。

熱いお湯だと肌に必要な油分まで奪ってしまうので乾燥しやすくなります。

美容にはぬるいお湯の方が良いですよ。

湯船に張るお湯の量を少なくする

一般的にシャワーよりも湯船に張るお湯の方がお湯の使用量が多いです。

普通にお湯を沸かすと約200Lくらいのお湯を使います。

半身浴にするなど、湯船に張るお湯の量を少なくするだけでかなりの節約になりますよ。

シャワーで200Lのお湯を出すには、約17分出しっぱなしにする必要があるそうです。

追い炊きの回数を減らす

家族が多いとお風呂に入る間隔があくので、追い炊き機能は必要ですよね。

また寒くなってくるとお湯もすぐ冷めてしまうので、つい追い炊き機能を使ってしまいます。

資源エネルギー庁によると、2時間放置により4.5℃まで温度が下がった200Lのお湯の追い炊き回数を1日1回減らすだけで、年間約6,190円(都市ガスの場合)のガス代の節約になるそうです。

なるべく家族全員が時間をあけずに入浴したり、浴槽に保温シートを使用して追い炊き機能を使わずに済む工夫をしてみましょう。

とくに冬場は続けて入ったほうが浴室内も暖かくて良いですよ

止水機能付きシャワーヘッドのおすすめ

止水機能付きシャワーヘッドのおすすめ商品を紹介します。

日丸屋製作所 シャワーヘッド&フィルター

引用元:楽天市場

最大80%の節水効果が期待できるシャワーヘッドです。

手元に止水ボタンを搭載しているので、こまめにシャワーを止められて水道代やガス代を節約できます。

通水穴が非常に細かく設計されているので、少量の水でも勢いのある水流を実現しています。

また、3つの水量調整機能を備えているので、好みの強さで水流を変えることが可能です。

さらに、亜硫酸カルシウムセラミックボール浄水フィルターにより残留塩素除去でき、価格が安くコスパに優れた商品ですよ。

アラミック(Arromic)3Dアースシャワー 安心ストップ

引用元:楽天市場

最大60%の節水効果が期待でき、手元でこまめにシャワーを止められる水止めボタンを搭載したシャワーヘッドです。

蛇口を閉めたときに、スイッチが自動的に通水側へ戻る「安心ストップ機能を備えています。

また、水流調節機能を搭載でハード水流とソフト水流に使い分けることができることも魅力です。

ヘッドの角度を上下90°、左右360°に調節可能で、散水方向を自由に変えることもできますよ。

タカギ(takagi)キモチイイ バブルシャワピタ JSB023BW

引用元:楽天市場

心地よいシャワーを浴びられるシャワーヘッドです。

水止めボタンの搭載で手元で通水と止水を切り替えられ、浴び心地はそのままで約40%の節水効果ができ、水道代やガス代の節約につながりますよ。

内部で水が旋回して中央部を通過することでマイクロバブルを発生させます。

水流はやさしい肌あたりなので、快適なバスタイムを過ごせるのが魅力です。

三栄水栓 SANEI レイニーストップ

引用元:楽天市場

ちょっと止めたい、節水したい時に便利な手元ストップボタンで約50%の節水効果が期待できるシャワーヘッドです。

シャワーの穴数を従来比較約2倍で、密度の高い独特の浴び心地を実現し、頭皮にもしっかり届きますよ。

こだわり抜いたシャワー板設計によって、やわらかでなめらかな肌あたりとしっかりした勢いの絶妙なバランスが魅力です。

アクセル 節水シャワーヘッド きらり

引用元:楽天市場

片手で操作ができる手元ストップスイッチ付きで、最大約65%の節水効果が期待できるシャワーヘッドです。

用途に合わせた水量調節機能付きで、ソフト水流とハード水流を切り替えることができます。

ワンプッシュ切替で、ジェット、リフレッシュ、リラックスの3種類のシャワーモードを好みに合わせて選べますよ。

シャワーヘッドの止水機能でどれくらいガス代を節約できる?:まとめ

まとめ

  • 止水機能付きシャワーヘッドは簡単に止水・通水ができ、ガス代の節約ができる。
  • 止水機能付きシャワーヘッドを取り付ける際は、自宅のシャワーヘッドが取り外せるものか、逆止弁があるのかを必ず確認する。
  • お湯を使う量を節約できるので、ガスと一緒に水道代も節約できる。
  • 毎日のちょっとしたことでガス代、水道代の節約につながる。

止水機能付きシャワーヘッドを紹介しました。

私も使っていて感じたことですが、入浴中に毎回蛇口の方まで手を伸ばさずにお湯の出したり止めたりできるのでとても便利ですよ。

簡単に止水することができるので、手軽に節約することができます

お手頃価格なものもあるので、ぜひ使ってみてください。

-シャワーヘッド, 手元止水