水道代の節約方法を教えて!
その疑問を解決します。
これから一人暮らしをされる方、現在一人暮らしをされている方の中で、水道代などの光熱費の節約について考えたことはないですか。
生活を楽しむためにも、できる範囲で水道代などの光熱費を抑えたいですよね。
では、毎日のお風呂の水道代はどうですか。
- お風呂掃除が面倒くさい
- さっとお風呂を済ませて早く寝たい
という理由で、シャワーのみで入浴する方も多いのではないでしょうか。
それ以外にも水道代やガス代の節約のために、シャワーのみで入浴される方もいらっしゃいますよね。
一人暮らしの場合、「湯船にお湯を溜めるのは勿体ない」と感じて、シャワーだけという方も多いのではないでしょうか。
私も勿体ないと思ってシャワーのみでお風呂を済ませていました。
ですが場合によっては、シャワーのみで入浴した方が湯船にお湯を溜めるより割高になることもあるんです。
節約のためと思ってしていることが逆効果であれば本末転倒ですよね。
そんな方にこの記事では、
「一人暮らしの水道代」
「一人暮らしのお風呂はどっちがお得」
「お風呂の水道代の節約方法」
について紹介します。
一人暮らしの水道代
一人暮らしを楽しむためにできるだけ水道光熱費を抑えたいですよね。
一人暮らしの場合、月にどのくらい水道代を支払っているのでしょうか。
総務省統計局が公表している「家計調査(単身)勤労世帯」(2022年)によると、働いている一人暮らしの人の2021年の水道代の平均金額は1ヶ月あたり約2,049円となります。
ちなみに、1ヶ月の水道光熱費は1ヶ月平均約10,225円で、34歳以下では1ヶ月平均約7,655円です。
多くの地域で、水道代は2ヶ月に1度の請求になるので、1回の請求額は約4,098円になります。
水道光熱費は使用量によって変動するため、住んでいる地域や生活スタイルや季節によっても差が出やすい費用なんです。
例えば、寒さが厳しい地方であれば冬場の暖房費がかさみますが、一年中温暖な地域では暖房費を抑えられます。
また、自宅にあまりいない場合であれば水道光熱費を低く抑えることが可能なんです。
水道代は、水源からの距離や原水の水質、水道の布設時期などによって異なる経費をまかなえるように設定されています。
なので、水道代の計算基準は住んでいる市町村の水道局によって違い、全国一律ではありません。
ある調査によると、地域によって6,000円強の差があるそうです。
では、生活する中でお風呂やトイレ、手洗いや洗濯、炊事など毎日水を使いますが、家庭の中で最も水を使う場所はどこでしょうか。
1ヶ月の水道料金の目安(30日で試算)
- 湯船にお湯を溜める(週3回):1回約43.2円、1ヶ月約518円
- シャワーを使用する(1日5分):約14.4円、1ヶ月約432円
- トイレを使用する(1日3回):約1.44円、1ヶ月約130円
- 歯を磨く(1日2回):約1.44円、1ヶ月約86円
- 食器を洗う(1日2回5分間):約14.4円、1ヶ月約864円
- 洗濯をする(2日に1回):約24.0円、1ヶ月約360円
これ以外に炊事など水を使うシーンはたくさんあり、節約にはそれぞれについて見直す必要がありそうですね。
一人暮らしのお風呂はどっちがお得
毎日忙しくて帰宅時間が遅いとお風呂の掃除やお湯を溜めるのが面倒で、シャワーのみで入浴を済ませる方が多いのではないでしょうか。
「夏場はシャワーで汗を流せれば良い」または、「湯船に浸からないと1日の疲れが取れない」という方もいますよね。
では、シャワーのみで済ませる場合と湯船に浸かる場合では、どちらの水道代がお得なのでしょうか。
一人暮らしの場合、湯船にお湯を溜めるよりシャワーの方が節約になります。
水道代の比較例
- 湯船にお湯を溜めた場合(180L使用):約43.2円
- シャワーを10分間使用した場合(1分間12L使用):約28.8円(120L使用)
一般的な湯船1杯分(180L)のお湯の量は、シャワーを15分間使用した量に相当します。
シャワーを15分以上使用する場合は、湯船にお湯を溜めた方が安く済ませることが可能です。
ですが、湯船にお湯を溜めた場合でも、頭や身体を洗い流すためのシャワーを使用しませんか。
そうするとお湯の使用量が増えるのでシャワーのみの方がお得になります。
確かにシャワーだけでも全身を洗うことはできますが、10〜15分程度であれば汚れを落とすだけの入浴になりますよね。
湯船に浸かることによるメリットもあるので、毎日ではなくてもお湯に浸かることは大切ですよ。
湯船に浸かるメリット
- 疲労解消効果
- リラックス効果
- 冷え性改善
- むくみ改善
お湯につかることで、身体の芯から温まり全身の血行が良くなります。
身体に溜まった老廃物や疲労物質の排出にもつながり、筋肉の緊張やコリがほぐれやすくなる効果があるんです。
特に女性の場合、冬場はもちろん夏場の冷房で冷えた身体は疲労やむくみの原因となります。
疲労やむくみの改善のためにも、定期的に湯船に浸かることをおすすめしますよ。
水道代の節約方法
毎日のお風呂を快適に過ごしたいですよね。
そのために無理なくできる節約を取り入れましょう。
では、お風呂の水道代の節約方法を紹介します。
節水シャワーヘッドに交換する
備え付けのシャワーヘッドを節水シャワーヘッドに交換すれば水の使用量を抑えることが可能です。
1分間に12L出るシャワーヘッドの場合、10分使用すると120Lで約28.8円かかります。
50%節約できるシャワーヘッドに交換することで、一日あたり約14.4円、1ヶ月で432円も節約することができますよ。
シャワーヘッドの交換は簡単で、1度取り付ければ毎回節約してくれるので手軽にできる節約方法ですね。
私も使用しているおすすめのシャワーヘッド「ミラブルプラス」は、50%の節水効果が期待できるシャワーヘッドです。
2種類の水流と専用カートリッジによる塩素除去効果で毛穴の奥から汚れを洗い流してくれますよ。
ぜひ試していただきたいシャワーヘッドです。
溜めるお湯の量を少なくする
例えば180Lの浴槽なら、120〜150L程度の少なめのお湯の量で溜めることも節約の1つです。
少なめのお湯でも半身浴のように時間をかけて浸かることで、身体をしっかり温めることができます。
みぞおちあたりまでのお湯なら身体への負担も少ないため、普通に浸かるよりも高いリラックス効果が期待できますよ。
湯船のお湯を再利用する
節約のためには、浴槽に溜めたお湯を再利用しましょう。
入浴後のお湯は洗濯に使うことで節約することができます。
「洗い」に残り湯を使用して、「すすぎ」はきれいな水を使用しましょう。
衣類の種類にもよりますが、お湯・ぬるま湯で洗った方が汚れ落ちがよいので一石二鳥ですね。
お風呂はシャワーがお得?一人暮らしの水道代を検証します!:まとめ
まとめ
- 一人暮らしの水道代の平均は1ヶ月約2,049円
- 湯船にお湯を溜めるには1回約43.2円、シャワーを10分使用したら約14.4円かかる。
- シャワーを15分使用すると、湯船(180L)一杯分の水を使用する。
- 湯船に浸かるメリットは「疲労解消効果」「リラックス効果」「冷え性改善」「むくみ改善」
- お風呂の節水方法は「節水シャワーヘッドに交換」「溜める湯量を少なくする」「湯船のお湯を再利用する」
一人暮らしのお風呂の水道代について紹介しました。
改善方法は見つかりましたか。
毎日のお風呂の水道代を安くするためというイメージでシャワーのみで済ませていた方は、シャワーの使用時間を見直しつつ湯船のお湯を活用することで水道光熱費の節約をしましょう。
お風呂の時間を「汚れを落とす作業」だけではなく「身体をリラックスさせる」ために節約をしつつ、週に何日かは湯船に浸かってみませんか。
私も節水シャワーヘッドと残り湯を活用して、節約をしながら週に数回湯船に浸かるようにしたら冷えやむくみが改善されたように感じています。
みなさんも節約しながらお風呂時間を快適にしてみてくださいね。