シャワーヘッド ボタン

シャワーヘッドのボタンが戻らない原因と対処法。デメリットも解説

シャワーヘッドのボタンがへこんだまま戻らなくなった。自分で修理できるのかな?​​

このような疑問に答えます。

手元で止水できるシャワーヘッドって本当に便利ですよね。

シャワーを浴びながらいちいち蛇口に手を伸ばす必要がなく、「楽チン」と感じる方も多いのではないでしょうか?

そのうえ、こまめにシャワーを止めることができるので節水効果があり人気があります

「シャワーを持った手で止水したい。」

「普段、使っている止水ボタンがシャワーヘッドを選ぶ基準になっている!」

このような方に知ってほしい予備知識をお伝えします。

本記事では、止水ボタンが戻らなくなる原因と対処法がわかりますよ。

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シャワーヘッドのボタンが戻らない原因

ココに注意

  • 樹脂の経年劣化
  • カビや水垢の蓄積
  • 正しい使い方をしていない

樹脂の経年劣化

シャワーヘッドの多くは樹脂製でできているため、使用年数が長くなるほど経年劣化していきます。

一定の年月をかけて内部の部品が消耗していき、ある日突然こわれてしまうんですよね。

「なんだか、止水ボタンの動きが悪くなってきたなぁ」と感じたら故障の前兆現象かもしれません。

ボタンの開け閉めによる水圧の衝撃はかなりの負荷がかかります。

消耗することは自然なので、耐久年数が過ぎていたら消耗品として買い換えることも必要です。

カビや水垢の蓄積

湿度の高いお風呂場は、カビが繁殖しやすい場所の一つです。

水道水の成分に含まれているカルシウムによる水垢

湿気・皮脂汚れ・水垢から発生する黒カビ赤カビ

入浴の際にでる皮脂・石鹸カス

「お湯を流しているから中もキレイ」とは限らないんです。

シャワーヘッド内はビックリするほど、外からは見えない汚れが蓄積されていますよ。

正しい使い方をしていない

購入の際に取扱説明書の注意事項を読まずに使用し、故障した時に初めて気づくことがあります。

「使い方が間違っていた!」なんて後悔する前に、正しい使い方を把握しておきましょう。

取扱説明書には製品を使用する上での注意事項禁止事項が書かれています。

シャワーヘッドを使う人みんなで正しい使い方を共有して大切に使うことが理想ですね。

 

シャワーヘッドのボタンが戻らなくなる理由

ココに注意

元栓を全開で水流を止めたままで放置していると、水圧がシャワーヘッドにかかり故障の原因になります。

​​​​蛇口には水道管からの「水圧」が加わっています。

​​​​​​水圧は想像以上に強いのでシャワーヘッドは長時間耐えられません。

あくまでも、止水ボタンは「一時的に止める」ためのものと認識してください。

水圧による負荷が大きいため、使い終わったら必ず元栓を止めましょう。

私ごとですが、元栓チェックを忘れてしまうことがあるんです。

旦那さんには「元栓閉めてないじゃん!水漏れてたよ!」と責めておきながら

私もやらかしては猛反省。

浴室を出る際には「元栓チェックよし!」と言えば閉め忘れ防止になりますよ。(笑)

長くお使いいただくためにも、最後は元を止めることを忘れないでください。

 

シャワーヘッドのボタンが戻らない時の対処法

壊れたら自分で治せるのかな?

このように思う方もいると思います。

1年程度で故障するようでは、そのシャワーヘッドの品質に問題ありです。

力任せに分解すると傷がつき破損してしまうことにもなりかねません。

なので、シャワーヘッドがどのような構造になっているのか取扱説明書を調べてみましょう。

シャワーヘッドが分解できるのか調べてみる

取扱説明書が手元にない場合は、メーカー名・製品番号をネット検索してください。

シャワーヘッド には簡単に分解できるものと、分解禁止されているものがあります。

ネット検索するとTOTO製のシャワーヘッドは分解禁止と表記されている製品です。

内部メンテナンスができずに止水ボタンが壊れてしまうケースが報告されていました。

工具を使って分解してみたけど、傷だらけになってしまったとか。

各メーカーによっては、分解後による保証はできないこともあるので自己責任で行いましょう。

シャワーヘッド止水ボタンの構造を知るための参考動画はこちらです。   

出典引用:YouTube

ボタンを修理する労力と時間を考えれば、新調したほうが早いこともあります。

分解してみて破損している部品がないか、ヘッド内部の汚れを取り除いて止水ボタンの動きがスムーズになるのか確認してみましょう。

シャワーヘッドのメンテナンス

掃除をしたら止水ボタンの動きは改善できるの?

このように思う方もいますよね。

分解できない構造のシャワーヘッドは、内部メンテナンスができないため故障しやすく衛生面でもキレイに保つことが難しいです。

内部部品の破損・劣化が見られないなら、汚れでボタンの動きが悪くなっている可能性があります。

ボタンのバネ、部品の接触部分を念入りにお掃除してみてください。

年末の大掃除にシャワーヘッドを掃除しようと思い、一年間放置したズボラな私は後悔することに。

いざシャワーヘッドを分解してみると内部はカビだらけで「今までこのカビシャワーを浴びていたのか」との衝撃が忘れられません。

カビが発生しやすいシャワーヘッド内部は、掃除をしないとカビだらけになります

外観からは見えないからこそ放置してはいけません。

月に1回の分解洗浄がおすすめです。

購入の際に気をつけるポイントとして、分解できて細部まで洗浄できるタイプのシャワーヘッドが衛生面も保つことができるのでおすすめですよ。

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正しい使い方を守る

大前提として​​​​蛇口には元々、水圧が加わっているため取り扱いには注意が必要です。

止水ボタン付きのシャワーヘッド の取扱説明書には以下のようなことが書かれています。

禁止事項

  1. 接続されている調圧弁は外さない
  2. 浴槽や洗面器に水没させない
  3. 中性洗剤以外は使用しない

必ず実行事項

  1. ボタンの開け閉めはゆっくり行う
  2. 使用後は水栓のハンドルで水を止める

水漏れなどの症状が出た場合、大抵は本体交換に至るケースになります。

「ホースが破裂してしまった!」なんて大惨事になれば出費がかさんでしまう可能性も。

そうならないためにも大切に扱い、出来るだけ寿命を延ばせるように心がけるしかありません。

長くお使いいただくためにも、最後は元栓を止めることを忘れないように習慣づけましょう。

 

シャワーヘッド止水ボタンのメリット・デメリット

シャワーヘッド止水ボタンのデメリットが知りたいわ

便利な反面、スイッチシャワーの弱点もあります。

デメリットもあるので購入する前に、よく検討してみましょう。

シャワーヘッド止水ボタンデメリット

故障すると不便

ホースに負担がかかる

逆流防止弁を備えた水栓で使用する

止水ボタンつきシャワーヘッドのデメリットは、正しい使用方法メンテナンスを行うことで長く使うことができますよ。

節水効果と便利さを得られると考えればお得感があります。

シャワーヘッド止水ボタンメリット

手元で止水できる

節水効果を高める

ボタンで水流調整ができる製品もある

止水ボタンの便利さはシャワーヘッド選びに欠かせないポイントになっている方も多いと思います。

正しい使用方法を守ることで、最大の効果が得られること間違いなしですよ。

 

シャワーヘッドボタンが戻らない原因と対処法:まとめ

シャワーヘッドの止水ボタンが戻らない原因

  • 樹脂の経年劣化
  • カビや水垢の蓄積
  • 正しい使い方をしていない

理由として、元栓を全開で水流を止めたままで放置していると、水圧がシャワーヘッドにかかり故障の原因になるからです。

シャワーヘッドのボタンんが戻らない時の対処法

分解できる製品か調べてみる

内部の汚れ、メンテナンスをする

正しい使い方を守る

止水ボタンのデメリット

  • 故障すると不便
  • ホースに負担がかかる
  • 逆流防止弁を備えた水栓で使用する

止水ボタンのメリット

  • 手元で止水できる
  • 節水効果を高める
  • 水流調整ができる止水ボタンもある

シャワーヘッドの止水ボタンが調子悪くて不便と感じたら、内部メンテナンスを行ってみるといいですよ。

「めんどくさい」などと後回しにしていると、私のようにカビシャワーを浴びて後悔することになる可能性もあるのでご注意ください。

経年劣化で見た目も古くなり高機能なものにしたいとお考えならば、使用目的に合ったシャワーヘッドに買い換えてみるのもいいかもしれません。

便利さと節水できる止水ボタン付きシャワーヘッドは、デメリットを感じさせないお得感を実感できますよ。

 

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