お役立ち 水道代

一人暮らしの水道代2ヶ月5000円は高い?今日からできる節水法 

一人暮らしで水道代が5000円だったの!

もう少し節約できる?

そんな疑問にお答えします。

一人暮らしの水道代の平均金額は1カ月あたり2116円なので、5000円はもう少し節約できますよ。

少し意識をするだけで節約できて、お財布にも環境にも優しく一石二鳥ですよ。

私も一人暮らしを始めた時、水道代が5000円を超してしまったことがあったんです。

水道明細を見て「しまった…少し使い過ぎたな」と思い節約を決意しました。

過去の私は、節水シャワーヘッドに替えず長いことシャワーを浴びていて、思い返せばもったいないことばかりしていました。

水道代が一番使用率が多いい場所は、東京都水道局「平成27年度一般家庭水使用目的別実態調査」によるとお風呂場なんです。

そこで、この記事では

  • 水道明細の見方
  • 場所別!水道代節約方法
  • 節水するなら「シャワーヘッド」を交換
  • 節水シャワーヘッドの5つの選び方

について紹介しています。

今日から実践できるものばかりなので、今一人暮らしをしている方もこれから一人暮らしする方も、この記事を見ればやりくり上手になりますよ。

 

一人暮らしの平均金額

節約を始める前に、まずは自宅の水道代を把握しましょう。

普段からどれほど水を使い料金がいくらなのか、先月と比べるとどうなるかを把握すると、節約するべきポイントが見えてきますよ。

それでは、一人暮らしの水道代の平均金額をチェックしてみましょう。

総務省統計局が公表している、家計調査家計支出単身世帯(2022年)によると、一人暮らしの水道代の平均金額は1ヵ月あたり2116円です。 

2か月に1回の頻度で水道代の請求が来る地域が多いため、1回の請求額が4000円程度なら平均的な使い方ができています。

ちなみに、一人暮らし世帯の水道代を年代別に比べてみると、34歳以下までが最も低く60歳以上が高いです。

 

水道明細の見方

じっくり水道明細を見たことはありますか?

節約を意識する前の過去の私はサッと金額を見て、そのまま捨てていました。

水道代は以下のような料金の合計になります。

それに合わせて、各料金について解説します。

水道代の計算方法
基本料金+従量料金×消費税

+

下水道の料金に基づいて算定した金額×消費税

注意

地域により水道計算基準は異なります

  • 基本料金

水道を使用してなくても使用しても、契約していれば必ず発生するのが基本料金です。

ですが、ある一定分量まではこの基本料金内で使用することでき、超えた分から従量料金として請求がされるのが主流です。

各世帯の水道管の口径(太さ)に応じて金額が決められます。

  • 従量料金

水の使用量に応じて加算される料金のことです。

水道代を大きく左右するのが従量料金なので、節約をするならしっかりと理解しておきましょう。 

  • 下水道料金

一般家庭が使う水道のうち、蛇口をひねって出るのが、上水道で生活排水を流すのが下水道です。

生活排水をきれいにするための費用となります。 

水道料金は各世帯の汚水排出量と料率によって計算されます。

 

場所別!水道代節約方法

場所別の水道代節約方法をご紹介します。

ですが、その前に生活の中で最も水を多く使う場所を知っていますか。

東京都水道局「平成27年度一般家庭水使用目的別実態調査」によると

水を多く使う場所

  1. お風呂場 40%
  2. トイレ 21%
  3. 炊事洗濯 18%
  4. その他 6%

上記のように、水道の使用量の6割をお風呂場とトイレが占めています。

意識をして水を使うようにするのが節約の第一歩ですが、無理をせずに自分が快適にできる範囲で節約をしましょう。

一人暮らしでも実践しやすい節水ポイントを紹介します。

お風呂

水道使用量1位はお風呂場です。

元々の使用量が多く、少しの意識で大きな節水ができる場所ですよ。

お風呂場ではお湯を使うので、使用水量を減らせば水道代ガス代の固定費削減に繋がります。

浴室にお湯を溜めるかシャワーだけですませるか、どちらの方が節約になるのか悩む人も多いと思います。

判断のポイントは、シャワーをどのぐらい使うかです。

一般的な浴槽200Lの場合

シャワーを最大の水量で流し続けると、16分間程度で浴槽1杯分のお湯が流れます

そのため、一人暮らしで16分間より短い時間しかシャワーを使わず、お湯に浸かれないのであれば、シャワーだけにした方が節約になります。

また、節水シャワーヘッドをつけたり、こまめにシャワーを止めたりすると節水につながります。

トイレ

水道代はお風呂とトイレで6割を占めています。

ポイント

  • トイレの水はを使い分ける

トイレ各社によって洗浄水量は異なりますが、標準的なトイレの洗浄水量は10L便器の場合、大レバーが8Lで小レバーが6Lです。

大レバーと小レバーで洗浄水量は2Lの差があるので、流す時にレバーを見て流すようにしてください。

注意

トイレタンクの中にペットボトルなどの重いものを入れて、タンクの水の量を節水する方法がありますが、間違った節約方法なのでやめましょう。

タンクの中でペットボトルが部品と接触してしまい、水が出しっぱなしになったり、排泄物がきちんと水道管の先まで流れず詰まってしまったりしてしまいます。

最悪、故障してしまい直すのに余計なお金がかかってしまう場合もあります。

キッチン

キッチンで消費される水のほとんどは洗い物で使われます。

特に油汚れのひどい食器は、汚れをすっきり落とせるのでお湯を使ってる人も多いのではないでしょうか。

ポイント

  • お湯をなるべく使わない
  • 洗剤の使用量を減らす
  • 食器洗い機を使用

油汚れがひどい食器は、洗う前に紙やキッチンペーパーでふき取りましょう。

また、食器洗いではすすぎに最も水を使うため少ない洗剤でさっと洗うことが節水につながります。

これと同時に、食事で使ったお皿を重ねないことを意識しましょう。

裏技

うどんやパスタのゆで汁は溶け出したでんぷん質が油汚れを吸着するという作用があるので、別に汁を取っておいて油汚れのひどい食器をつけていると、ある程度汚れを落とすことができます

洗濯

洗濯の回数を減らし、使用水量を減らすことに意識すると節約効果を得られます。

こまめな洗濯よりまとめ洗いを意識しましょう。 

一人暮らしだと洗濯物が少ないので容量の8割くらい溜まってから洗濯した方が節約になりますが、悪臭の原因になるので、汗や水分などしみ込んだ衣類は干したり乾かしりしてください。

他にも、すすぎを1回にすることも節約になります。

ですが、すすぎを1回にすると匂いが残っていたり、洗剤が落ちていなくて衣類を着たときに肌に炎症を起こしたりトラブルが出る場合があるので、お肌が弱い方はすすぎは2回してくださいね。

ポイント

すすぎ1回には水に溶けやすい液体洗剤がおすすめ

 

節水するなら「シャワーヘッド」を交換

 

 

水道使用量1位のお風呂場で大活躍する節水アイテムを紹介します。

少ない水でシャワーの水圧を強くできる節水シャワーヘッドに交換しましょう。

水の使用量を減らせるため、シャワーヘッドを交換して使うだけで節水になります。

水圧はそのままで水の節水シャワーヘッドは安いものであれば1000円~3000円ほどで購入でき、手軽に交換することができます。

節水できる量はシャワーヘッドによって異なりますが、一般的なものなら最低でも30%程度は節水でき、節水率が高いシャワーヘッドには50%~60%の効果が得られるものもあります。

しかも一人暮らしだと、自由に自分好みの節水シャワーヘッドを選べます。

私が愛用しているシャワーヘッドは「ミラブルplus」です。

約50%節水効果があり、節水もできて、細かい泡でお肌がきれいになる美容効果も得られます

節水もしたいけど、美容効果も体感したい方にはおすすめです。

 

節水シャワーヘッドの5つの選び方

どんな節水シャワーヘッドが良いのかしら?

近年、様々な節水シャワーヘッドが販売されていますが、結局どれを選んだら良いのか分からないという方も多いはずです。

私も節水シャワーヘッドを買う時に選び方のポイントが分からず、「どれにしようか」とかなり悩んだことを覚えています。

そこで私のように悩まないように、選び方のポイントを5紹介するので参考にしてくださいね。

ポイント①水圧

選び方のポイント1つ目は、水圧のチェックしてください。

節水シャワーヘッドは水が出る面の穴を小さく、穴の数を少なくすることで水圧が保たれるように設計されています。

節水はできても水圧が弱すぎると、快適に体や髪を洗うことはできませんよね。

シャワーの水が出る面の目が細かく、数が少ないものは水圧が強く快適に使用できます。

ですが、シャワーの種類によっては穴の大きさ・数は異なるので、水圧が気になる方は穴の大きさと数に注目してください。

ポイント②節水以外の機能

選び方のポイント2つ目は、節水以外の便利な機能をチェックすることです。

節水シャワーヘッドの中には節水効果だけではなく、美容効果や塩素除去機能まで付いてるものかあります。

あったら嬉しい!と思う機能をあらかじめチェックしておくと商品を絞りやすくなります。

節水以外の機能

  • 美容効果が期待されるマイクロバブル
  • 水圧が調整できる
  • 手元で水の出し止めができる止水ボタン
  • 水流の種類を切り替えられる
  • 浄水・塩素除去機能

ポイント③重さ

選び方のポイント3つ目は、重さをチェックすることです。

重いと扱いにくく、女性やシャワーを手持ちで浴びることが多い方には重要なポイントになります。

200g~300g程度のものが多いですが、シャワーヘッドが重いと腕にも負担がかかるので、なるべく軽いシャワーヘッドを選ぶようにしましょう。

ポイント④お手入れのしやすさ

お手入れのしやすさもチェックしたいポイントです。

シャワーヘッドを分解できて、内部を洗うことができるものを選ぶとお手入れがしやすく便利です。

シャワーヘッドは水が流れるので汚れがたまりにくいと思われがちですが、長く使っていくと、内部に汚れが溜まったりシャワーが出る面が目詰まりを起こしたりします。

3ヶ月を目安にお手入れしましょう。

ポイント⑤ユーザーの口コミをチェック

最後のポイントはユーザーの口コミをチェックすることです。

効果や使い勝手の良さや手入れのしやすさなどをチェックする時は、ユーザーの口コミをチェックも忘れずにしましょう。

ユーザーの口コミでは、実際の使用感やメリットやデメリットが記載されています。

リアルな感想を参考にして、評判の良いシャワーヘッドを選ぶと安心です。

 

一人暮らしの水道代2ヶ月5000円は高い?今日からできる節水法:まとめ

まとめ

一人暮らしの水道代の平均金額は2116円/月

水道明細の見方

水道使用割合トップ3

  1. お風呂
  2. トイレ
  3. 炊事洗濯

節水するなら「シャワーヘッド」を交換

節水シャワーヘッドの5つの選び方

  • ポイント①水圧
  • ポイント②節水以外の機能
  • ポイント③重さ
  • ポイント④お手入れのしやすさ
  • ポイント⑤ユーザーの口コミをチェック

節水を意識した行動を習慣的に行うことで、水道料金を大きく節約できます。

水を出しっぱなし=お金と資源の垂れ流しだと思ってくださいね。

節水シャワーヘッドには美容効果があるものも多く販売されているので、節約もしながらお肌や髪のトラブルも改善されますよ。

自分に合ったシャワーヘッドを見つけて、節水の効果を実感してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

-お役立ち, 水道代