お役立ち お風呂 リラックス 入り方

お風呂でリラックスする入り方は?おすすめの方法をご紹介します

お風呂でリラックスする入り方ってどんな方法があるの?

家族で暮らしていると、それぞれのお風呂の最適温度が違って困ることがあります。

私は熱いお湯が肌にも悪く苦手です。

しかし父親はかなり熱い温度を好みますし、姉はもっとぬるい温度を好んだりと様々。

おまけにお湯の量も最適な量が家族それぞれ違うのです。

お湯がパンパンに入っている時もあれば、ものすごく少ない時もあったり。

自分にとってのベストな入浴環境が、十人十色なのがわかります。

熱いお湯にザバっと入ってすぐあがる。

汗をかくほど長時間入浴する。

など入浴の仕方は色々ありますが、本当に心身共にリラックス出来ているのでしょうか。

気をつけないと身体に負担をかけてしまう入浴方法もあるのです。

この記事では身体に良い入浴方法やリラックスするお風呂の入り方をご紹介します。

 

お風呂でリラックスする為にまずやること

体調不良になる前に、まずやることはコップ一杯のお水を飲むことです。

お風呂に入るとシャワーでも汗をかきます。

その為身体は水分不足になり、脱水症状を起こしやすくなります。

入浴前には水分補給を忘れないでおきましょう。

お水は冷えたものを飲むと身体を冷やしてしまうので、常温のものを摂取しましょう。

 

お風呂に入るベストな時間

朝と夜、お風呂に入る時間はどちらのほうがいい?

夜の入浴は食前と食後どちらがベストなの?

大半は夜に入浴する人が多いと思いますが、中には朝に入浴するのを好む人もいますよね。

いったいお風呂は何時頃に入るのが良いのでしょうか。

お風呂に入るベストな時間を目的別にみてみましょう。

朝の入浴

代謝アップが目的であれば朝のお風呂がおすすめです。

目覚めた時の低い体温から入浴する事で芯から身体が温まります。

交感神経を活発にし、目覚めもスッキリします。

しかし入浴時間が長いと、副交感神経が活発化しリラックスしてしまいます。

そうなると眠気が起きてしまうので、なるべく5分程度の入浴にしましょう。

夜の入浴

リラックス効果が目的であれば、就寝する1〜2時間前が適しています。

入浴後は身体の深部の温度が下がりきれていません。

すぐに就寝してしまうと寝つきが悪くなってしまうので、時間を置いて就寝しましょう。

食前の入浴

食前に入浴すると、胃腸の血液循環が悪くなり胃液の分泌、胃腸の運動が止まります。

水圧で胃も圧迫され満腹感を早く感じることができ、食欲が減るため食べ過ぎを予防できます。

ダイエット中の人は食前に入浴するのも方法の一つです。

食後の入浴

夜の入浴は食事を済ませ、時間をあけてから入るのが良いでしょう。

食後すぐに入浴すると、全身の血の巡りがよくなります。

それによって、消化器に集まらなければならない血液が分散され消化不良が起きます。

他に、自律神経の作用により眠たくなってしまい、浴槽内の事故にも繋がる可能性も!

特にお酒を飲んだ後は心拍数の増加などで脳貧血を起こす危険があります。

血液循環が乱れて血圧の低下、不整脈を起こすので充分気をつけましょう。

酔いが醒めてからの入浴や、お酒を飲んだ1〜2時間後の入浴が良いでしょう。

健康目的なら食前。快眠目的なら食後。

どちらも直後は避けた方がいいってことだね

 

お風呂でリラックスできるお湯の温度は?

熱いお風呂とぬるいお風呂、これも好みが別れるのではないでしょうか。

私は熱いとすぐのぼせてしまうし、肌が弱く負担になるので熱いお湯が苦手です。

熱いお湯とぬるいお湯ではどっちが身体にいいの?

お風呂でリラックスするのに適している温度は38℃〜40℃のぬるめのお湯に20分程度の入浴です。

身体に負担をかけず、全身が温まるのにベストな入浴方法といえるでしょう。

42℃の熱いお湯であれば、10分以内の入浴がベストです。

しかし42℃以上になると交感神経が刺激され「ヒートショック」を起こしてしまいます。

ヒートショックとは、急激な温度差により血圧が大きく変化することをいいます。

血圧が上がると脳卒中や心筋梗塞などの病気に繋がる恐れがあります。

逆に下がるとめまいや立ちくらみが起こりやすくなる危険性があるのです。

私も一度お風呂から上がると急にめまいがし、そのまま起き上がれなくなったことがあります。

今思うと、ヒートショックを起こしてしまったのかもしれません。

熱いお湯が好きな人は、充分入浴時間に注意しましょう。

 

お風呂でリラックスできるのは半身浴か全身浴か

全身浴は短時間の入浴でさっぱりと。

半身浴は長時間の入浴でゆっくりリラックスするといったイメージを持つ人が多いかもしれません。

それぞれどんな効果がある?

医学的に健康に良いのは、ぬるめのお湯での全身浴が一番健康に良いとされています。

全身浴も半身浴も血行は良くなりますが、それぞれメリットデメリットもあるので紹介します。

半身浴のメリット

全身浴に比べて身体の負担がかからないのが半身浴です。

入浴時、水圧が身体全体にかかっているので実は少しづつ体力を消耗しているのです。

心臓や肺が弱い人、血圧が高めの人は半身浴がおすすめです。

私のように熱めの温度で長時間の入浴が苦手な人は、すぐにお風呂から上がってしまいますよね。

それでは「身体がリラックスしていないのではないか?」と疑問に感じるところです。

長時間入浴したければ、ぬるめの温度で半身浴をすれば身体の負担もなく長くリラックスし浸かっていられます。

じわじわと汗をかくことで老廃物や余分な皮脂が排出されやすくなり、美容効果も期待できます。

半身浴のデメリット

全身浴に比べて、身体が温まるまでに時間がかかってしまうのが半身浴のデメリットです。

熱いお湯で長時間入ってしまうと、心臓や肺に負担がかかってしまいます。

肉体的な疲れもでやすく上半身も冷えてしまいます。

そして長時間の入浴によって、身体の保湿成分が流出してしまいます。

乾燥肌の人には好ましくないデメリットですよね!

長時間の入浴を好む人は、お風呂に保湿する入浴剤などを入れ乾燥を防ぎましょう。

全身浴のメリット

医学的に、入浴することで得られる健康効果は以下の三大作用があります。

  1. 温熱作用 身体を温めると血流がよくなる。温度によって自律神経にも作用する
  2. 水圧作用 水圧がかかることにより足のむくみ対策になる
  3. 浮力作用 水中で浮力を受けて軽くなった身体は筋肉や関節の緊張がほぐれリラックスする

肩までしっかり浸かれる全身浴によってこの三つの健康効果が充分期待できるのです。

湯の量が多く深く入浴できる全身浴は、短時間で身体が温まりやすいのが一番のメリットでしょう。

ダイエット効果があるのも全身浴と言われています。

全身浴のデメリット

全身浴のデメリットは半身浴と同じように長時間熱いお湯に浸かると身体に負担がかかることです。

特に全身浴は心臓よりも上までお湯に浸かるので、水圧や熱により負荷がかかります。

そのためのぼせや立ちくらみ、熱中症などの入浴リスクが高くなります。

15分以上の長湯をすると肌も乾燥してしまいます。

 

お風呂でリラックスする入り方は?おすすめの方法をご紹介します:まとめ

  • 入浴する時間は就寝1〜2時間前にする。朝は代謝アップに効果的
  • 適した温度は38℃〜40℃のぬるめのお湯に20分程度の入浴
  • 半身浴でぬるめの温度で長く浸かることでリラックス効果を得られる

特に50歳以上の日本人は、43℃〜44℃の熱いお湯を好む人が多いようですが、あまり健康的とは言えないですね。

(私はそこまで熱いとすぐのぼせてしまって無理ですが)

それぞれの目的に合った身体に負担のない方法で入浴する事が大事ですね。

 

-お役立ち, お風呂, リラックス, 入り方