そんな疑問にお答えします。
ある日突然、洗面台のシャワーヘッドからポタポタ水漏れが発生したんです。
水漏れを放っておくと、床下が水浸しになる、階下に影響があるなど二次被害が起こってしまう可能性が。
「できるだけ早く対処したい!」
「でも、専門業者に頼むと高くつきそう…!」
そんな風に悩んでいたとき、実は部品さえ調達すれば、意外と自分でも修理できてしまうことが判明したんです。
そこで今回は、洗面台シャワーヘッドの水漏れを自力で直す方法をお伝えします。
この記事でわかること
- 洗面台シャワーヘッドの修理方法
- 作業時の注意点
- 水漏れを防ぐための予防策
洗面台シャワーヘッドからの水漏れでお悩みの人は、この記事を読んでサクッと解決しちゃいましょう!
目次
洗面台のシャワーヘッドから水漏れ!自力で直す3つの方法
洗面台シャワーヘッドからの水漏れを自力で直す方法をご紹介します。
水漏れの原因によって、修理方法が3つに分かれます。
- パッキンを交換する
- シャワーホースを交換する
- バルブカートリッジを交換する
ご自宅の水漏れの状態と照らし合わせて、修理方法を確かめてみてください。
作業前は必ず「止水栓」を止めよう!
修理作業をする前に必ず「止水栓」を止めるようにしましょう。
止水栓を開けたまま作業すると、水が吹き出して階下に影響する場合があるので要注意です。
また、修理作業時にはパッキンやネジなど細かな部品が出てきます。
誤って排水溝に落として紛失すると、作業がストップしてしまいます。
さらに、失くした部品を再度購入しなければなりませんし、落とした原因で排水が詰まってしまう場合も。
出典引用:Youtube
修理方法1.パッキンを交換する
シャワーヘッドとホースのつなぎ目付近から、水がポタポタと垂れてくる
こんな時は、シャワーヘッドとシャワーホースのつなぎ目にあるパッキンが劣化し、水漏れしていると考えられます。
試しにシャワーヘッドの根元付近のホースを回したり押したりしてみてください。
漏れ出す水の量が増えたり減ったりしたら、ゴムパッキンの交換が必要ですよ。
準備するもの
- 新しいパッキン
- ドライバー
- ゴム手袋or軍手
- ピンセット
ゴムパッキンを購入する際は、ホームセンターに実物を持参したうえで、同じサイズのものかどうか確認するようにしましょう。
手順
- シャワーヘッドを回して取り外す
- シャワーヘッドの内側とシャワーホースの先端にそれぞれパッキンがあるので、どちらかまたは二つともを新しく交換する
- シャワーヘッドを取り付け、水漏れしていないか確認する
パッキンを外した時に正しい向きを忘れてしまうことがあります。
作業の前にシャワーヘッドやホースの状態をスマホで撮影しておくと良いですよ。
修理方法2.シャワーホースを交換する
ホース本体から水がポタポタ垂れ落ちてくる
こんな時は、ホース自体の劣化や破損が水漏れの原因だと考えられます。
ホースに何度も力がかかることにより、継ぎ目の部分で切れてしまうことがあるんです。
シャワーホースが全体的に劣化している場合は、シャワーホース自体の交換が必要です。
準備するもの
- 新しいホース
- ドライバー
- モンキーレンチ
- バケツ
- 軍手
換用のシャワーホースは規格が違うと取り付けられないので、同じ型番のものを購入しましょう。
型番は本体(レバーがある部分の根元)などに表記されていますよ。
手順
- ホースに水受けがついている場合は、ドライバーでネジをゆるめて外す
- シャワーホースを水栓本体から取り外す(※)
- バケツの上で、ホースからジョイント部分を取り外す
- シャワーヘッドを持って慎重にホースを引き出す
- 新しいホースと交換する
(※)ワンタッチジョイント式ホースの場合は、スライドするだけで外れます。
ジョイントのないナット方式のホースは、モンキーレンチなどで接続部分をゆるめてから外す必要があります。
ホースの劣化が原因のときは、蛇口の内側にあるホースを伝って洗面台の下から水が漏れてくる可能性があります。
我が家では、洗面台の下の収納スペースが水浸しになっていて、水漏れしていることに気づきました!
見えにくい箇所が水漏れしているケースもあるので、要注意ですよ。
修理方法3.バルブカートリッジを交換する
蛇口を閉めているのに、シャワーヘッドの吐水口からポタポタ水が漏れている
こんな時は、水栓の根元にあるバルブカートリッジの劣化が原因だと考えられます。
バルブカートリッジは、レバーがある蛇口本体に取り付けられています。
交換用のバルブカートリッジは規格が違うと取り付けられないので、同じ型番のものを購入しましょう。
準備するもの
- 新しいバルブカートリッジ
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- 六角レンチ
- バケツ
- 軍手
手順
- レバーの根元などについているねじを、六角レンチやドライバーでゆるめて外す
- レバーを上に引き抜く
- カバーナットをモンキーレンチで回して取り外す(固いので注意)
- 交換用のバルブカートリッジを取り付ける
- 反対の手順で蛇口を取り付け直し、水漏れしないか確認する
カバーナットなど部品の取り外し方は、蛇口の種類によって異なります。
取扱説明書やメーカーのホームページで確認しましょう。
出典引用:Youtube
自分で修理しても大丈夫?
ただし、
- 複雑で自分では作業できそうにない
- 修理したけど水漏れが直らない
- 接続部分にサビが発生している
- 水漏れしている箇所がわからない
などの場合は、無理せずにプロの業者に任せた方が安心。
特に、古くて接続部分にサビが発生している場合、自力でのパーツ取り外しは困難です。
無理に外そうとすると、かえって壊してしまう可能性がありますよ。
自分で判断せずにプロの業者に依頼しましょう。
水漏れを防ぐための予防策
普段の洗面台の使い方に気をつけることで、水漏れの予防につながります。
定期的に清掃する
水漏れを予防するためには、洗面台やシャワーヘッドの定期的な清掃が大切です。
目詰まりを起こしにくくなるだけじゃなく、定期的に清掃することで、早い段階で異常を発見しやすくなりますよ。
私も一度水漏れになってしまってから、こまめに洗面台を掃除するようになりました。
毎日使う場所なので、意外と汚れが溜まりやすいんですよ。
水回りがいつも清潔だと気持ちがいいです!
シャワーヘッドの清掃方法は別の記事で詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
蛇口を強く閉めすぎない
シャワーヘッドや蛇口を強く閉めすぎないようにしましょう。
過度の力が加わると、パッキンや配管が破損しやすくなりますよ。
また、シャワーを使用する際には、水圧を適切に調整しましょう。
高い水圧は配管やシャワーヘッドに負担をかけ、水漏れの原因になってしまいます。
シャワーヘッドやホースの寿命を知る
一般的にシャワーヘッドやホースの交換時期は10年と言われています。
交換時期を把握しておき、劣化が進んだら早めに交換することも大切です。
洗面台は毎日使うものなので、壊れた時は急いで対処する必要があり、新しいシャワーヘッドなどをゆっくり選ぶことができません。
また、在庫がなければすぐに工事にかかれません。
あらかじめ交換時期を知っておくことで、部品の劣化に気づきやすくなりますね。
【自分で直す】洗面台のシャワーヘッドから水漏れ!修理方法3つ:まとめ
- 部品さえ調達すれば、洗面台シャワーヘッドの水漏れは自分でも修理可能
- 作業前は必ず「止水栓」を止める
- 修理方法は原因によって「パッキン交換」「シャワーホース交換」「バルブカートリッジ交換」の3つ
- 自力で修理が難しければ、専門業者に依頼しよう
水漏れを放っておくと、床下が水浸しになる、階下に影響があるなど二次被害が起こってしまいます。
水漏れに気づいた時は、なるべく早く対処するようにしましょう。
自力で修理できるとなれば、被害が大きくなる前に修理ができて良いですよね。
日頃の使い方に気をつけることで、水漏れ予防になる洗面台の水漏れトラブルを防ぐためには、日常の使い方に注意が必要です。
常に注意して日常生活を送ることが、長期間安心して使用するための秘訣ですよ。