シャワーヘッド ホース 外れない

シャワーホースの根元が外れない!自分でできる簡単な対処法

シャワーホースを新調して交換しようと思ったら根元が固くて外れない!もしかして自分ではできないの?

シャワーホースを交換するには蛇口側の水栓を外さないといけません。

しかしいざ外そうと思ったときに水栓のナットが固く、緩まないことがあります。

どれだけ力を込めて回してもびくともしないと、そのうち手が疲れてきて諦めてしまいそうになりますよね。

せっかく新品を買ったのにどうしよう。

もしかしたら自分ではできないのかも。

そう思って業者さんに連絡する前に試してみてほしいことがいくつかあります。

実は外れない原因は力だけの問題ではないのです。

毎日使う浴室には石鹸カスや水垢、水回り特有のサビなど汚れがたくさん溜まっています。

その汚れや癒着が原因で固くて外せなかった時に自分でできる対処法をご紹介しますね。

数分にわたる格闘の末、手に力が入らなくなっている皆様、安心してください。

決して力任せではない、全て簡単な方法です。

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根元の水栓側が外れない場合

根元の水栓側が外れない場合

メモ

まず、水栓側を外すときは必ず元栓を締めておきましょう。

開けたまま外してしまうと勢いよく水が出てくることがあります。

水栓側には、シャワーホースと水栓の間にシャワーエルボという部品がついています。

金属製と樹脂製がありますが、どちらも同じようにL字型をしています。

ホースを交換する時はエルボとシャワーホースを繋いでいるナットを回して取り外すのですが、壁に近くて手や工具が入れづらい場合はエルボごと外してしまって大丈夫です。

その場合は内部についていたゴムパッキンを失くさないように、元に戻す際にはしっかりはめなおしてくださいね。

回す方向は反時計回り

回す方向が逆だと締めてしまうことになります。

回している方向を確認してみてください。

反時計回りというのは左回り、すなわち『右から左に回す』です。

ゴム手袋やゴム付きの軍手を使用する

ゴム手袋やイボイボのついた軍手を使用することで素手で扱うよりも格段に滑りにくく、力が入りやすくなります。

しかし、浴室の作りによっては水栓と壁が近すぎて手が入らない場合があります。

その場合は工具を使って行います。

モンキーレンチやウォータープライヤーを使用する

なかなか自宅に常備してある工具ではないと思いますが、あると結構便利です。

ウォータープライヤーの方がネジをピッタリ掴むので力が入りやすく、このようなDIY程度なら高価なものでなくても対応できます。

長く住んでいると、水回りの違和感は付きものですからね。

ないよりはあった方が、万が一のときは安心ですね。

選ぶコツは、大きすぎないものです。

大きすぎてしまうと壁と水栓部分の間に工具が入らずに回せません。最悪の場合シャワーエルボすら取れないという事態に陥ってしまいます。

こういった工具を使う際は、直接金属を挟むのではなくタオルや布をかませて回すようにしてください。

そうすることで滑りにくくなる上に、金属部分に傷がつくのを防ぐことができます。

特に賃貸だと元々ついていたものを現状維持で返さないといけないので傷がついてしまうと弁償しないといけなくなる可能性があるので注意しましょう。

ナットについたサビを落とす

ナットとホースの境目にサビがこびりついていると工具を使ってもなかなか回せません。

特に女性の方はめげそうになってしまうほどかなり苦労しますよね。

さびているかどうかを外す前に判断するのは難しいので、最初からサビ落としをしてしまうのも1つの手です。

ここでは重曹とクエン酸を使うことで、相乗効果が得られるサビ落としの手順をご紹介します。

  1. 境目の部分に重曹を振りかけ、10分置く。(重曹は粉のまま)
  2. 10分のあいだにクエン酸小さじ1/2、水100mlの溶液を準備しておく。
  3. 10分後にクエン酸の液体をかけながら境目を歯ブラシなどでこする。
  4. 1時間つけ置きし、再度回してみる。

もしエルボごと外せて、ナットの部分だけが外せない場合は液体に直接つけ置きしてもOKです。

50~60℃のお湯で温める

金属は加熱することで膨張する性質があるので、その作用を利用して緩める方法です。

お湯をかける

ホースやシャワーヘッド部分に熱湯がかかってしまうと耐熱温度を超えてしまうので、お湯は50~60℃を限度とします。

うっかり足にお湯をかけてしまったりなど、やけどをしないように注意しながら行うようにしてください。

金属部分を蒸しタオルで巻く

ドライヤーの温風を当てる

叩いてみる

これはなかなかの荒技なので最後の最後の秘技として取っておくのがベストです。

壊れてしまったらさらに面倒なことになりかねません。

よって、自己責任でお願いします。

その方法を小さな声でこっそりお伝えしますね。

まず、金属部分を柔らかい布などで保護し、工具の柄の部分でゆっくり軽く叩きます。

強くやりすぎるとゆがんでしまったりして余計に外れにくくなる場合があるのであくまでもゆっくり優しくを徹底してください。

叩いた振動によりこびりついた汚れが割れたりねじ山が緩むことで回しやすくなることがあるようです。

 

シャワーヘッド側が外れない場合

シャワーヘッド側が外れない場合

シャワーヘッドには意外と汚れが溜まっています。

毎日水を流しているのになぜ?!と思いますが、石鹸カスや水垢、皮脂などがこびりついているのです。

そのこびりついた汚れがシャワーヘッドとホースの間で固まり、回せない原因となっていることが多いようです。

対処法としては水栓側で行った手順とほぼ同じですので、ここではシャワーヘッド側にだけ対応できるやり方をお伝えします。

シャワーヘッドとホースを近づけるように力を入れながら回す

これはちょっとしたコツなのですが、ただ力任せに回すのではなくシャワーヘッドとホースをグッと寄せるようにして回すとすんなり外れることがあります。

中心に向かって押しつぶすようなイメージで行ってみてください。

金属部分に輪ゴムやビニールテープを巻く

輪ゴムを巻いて回すことで滑り止めの効果が得られます。

もしビニールテープがあればビニールテープを金属部分に巻いて太くし、握りやすくします。

その時に中に消しゴムほどの大きさの固形物(新聞紙を固く丸くしたものでもOK)を巻き込んで巻くと持ち手になるのでさらに回しやすくなります。

 

自分でどうしても出来ない場合は無理せず業者さんに頼む

自分でどうしても出来ない場合は無理せず業者さんに頼む

ここまで色々な手を試しても外れない場合は何か他の原因があるのかもしれません。

そういう場合はプロに頼むのが安全です。

多少の費用はかかりますが、今後のためにも自宅の浴室がどのようなタイプなのか、どこまで自分でできるのかを教えてくれるきっかけにもなるでしょう。

賃貸であれば経年劣化に伴う故障や水漏れなどの不具合の場合は、大家さんや管理会社に費用を負担してもらえることがあるので、業者さんに連絡する前に確認してみてください。

 

シャワーホースの根元が外れない!自分でできる簡単な対処法:まとめ

シャワーホースの根元が外れない!自分でできる簡単な対処法:まとめ

シャワーホースを新品に交換する際に根元の水栓が外れなかった時の対処法をご紹介しました。

浴室は清潔に保つために定期的なメンテナンスが必要ですが、自分で出来ることが増えると家計にも優しいですよね。

ポイント

<水栓側>

  • 回す方向は反時計回り(左から右)
  • ゴム手袋やイボイボのついた軍手を使用する
  • 工具(モンキーレンチやウォータープライヤー)を使用する
  • サビを落とす
  • 叩いてみる

<シャワーヘッド側>

  • シャワーヘッドとホースを近づけるように力を入れながら回す
  • 金属部分に輪ゴムやビニールテープを巻く

新品に交換できると気持ちのいいバスタイムが待っています。頑張ってみてくださいね。

 

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